書籍化に対しての考え
昨今のweb小説界隈で欠かせない話題が「書籍化」。
知らない人に簡単に説明すると、書籍化とは企業から本を出版してもらう
つまりはメジャーデビューするって話です。
本来はコンテストなんかの上位が作品化されるのですが、
近年ではweb小説のランキング上位も作品化対象になりつつあるらしいです。
今回はこの辺りについて自分の考えを語ろうかな、と思います。
書籍化に対しての考え
前置きしておきますが、ぶっちゃけ自分は今、書籍化は目指してません。
理由は大きく一つ。
それも仕事だから。
まるで書籍化は天国のように語る人がいますが、その先は仕事です。
趣味じゃないです。仕事です。地獄とも書きます。
一つの名誉のために仕事を増やすんですか?二つ目以降はないかもしれないのに?
有り得ない。
コスパ悪すぎ。
そこまでしたいなら自己管理したほうがマシだ。
そもそも論
そもそも一時の栄光で書籍化するべきではない、と思うんですよね。
Amazon見てください。☆1の作品がいくつあることやら。
アンチとかじゃなくて、あれが世間の目ってやつです。
耐えれます?
とてもじゃないけど耐えれないと思います。
同じような作品を書けばレパートリーの無さを突っ込まれますし
やがてSNSで愚痴を吐き出すようになって八方塞がりになるのは目に見えてます。
流行なんかで人気を取れるのはweb界隈だけ。
流通では飽和しきって、最近ではアニメ界隈もそのような状態で読者は食傷気味です。
そんな闇鍋に誘われたからって具を投じるんですか?
なんだかんだ新鮮味を求めてる読者に自分は何を提供できるのだろう。
そう考えるとやることは自ずと見えてくるかと。
やっぱりやることは「勉強」
・流行を知るのも大事なことですけど、自分の「好き」を貫く。
・色んなものに興味を持つ。
この二つが実力をつける一番の近道だと思います。
そのためにやることは、まぁ、やっぱり勉強なんですよね。
結局ここに回帰しますw
自分は最近「猫の居場所」以外はもっぱら短編ばっかり書いてます。
短い文の方が読みやすいのは言うまでもなく、反応もわりと謙虚です。
そうやって反応を見て、勉強してます。
好きなもの書いてるからか、学生時代と違って勉強も楽しく思えます。
反応が少ない場合はプロデュースが足りないから。
これは今度、違う記事に書きますが、これも勉強です。
オマケ:チェックシート
これは自分が書籍化した時に対する自問を文章化したものです。
・例えばランキング上位で書籍化できたとします。
他の作品は書けますか?
・なにかのジャンルに特化してるならそれもいいでしょう。
他の作品は書けますか?
・作品が終わりました。
次の作品は何を書きますか?筆者でしょ?
・書けずにそれ一本で頑張る?まあそれもいいでしょう。
オチは考えてますか?
ズルズルと引っ張る気ですか?
打ち切りになって出版社のせい、買わない読者のせいにするんですか?
・その作品、面白いと思えますか?